カテゴリ:アフリカゾウ家族( 122 )

お母ちゃんは見ています

「最近、砥愛ちゃんが言うこときいてくれないんですよ~。」
新人キーパーさんがぼやいていたけど。
確かに! 砥愛ちゃん、頑として動かない。
「ごはん!ごはんが先じゃなきゃ、動かないもんね~!」とでも言っているよう。
「そこにご飯が入ってるの、砥愛たんは知ってるもんね~!」
キーパーさんのウエストポーチの中をゴソゴソ鼻で探ってる。


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砥愛ちゃんは歩くのが嫌なのか!
なかなか思うように歩いてくれません。

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母ちゃんの視線が・・・
お母ちゃんも気になってるみたいです。
「あの子はちゃんとできてるのかしら。。。 飼育員さんをてこずらしてないかしら。。。」


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お母ちゃんはずっと見てる! 

「あの子はもう。。。調子に乗って・・・(-_-;)」
「わがまま聞いてもらえると思ってんだから・・・」

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ホントに、お母ちゃんがこんなに見てることってあまりないよなあ。

「末っ子で甘やかし過ぎちゃったのかしら(><)」

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「まあ!この子ったら、ご飯をもらうときは愛想いいんだから。。。」

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「ごめんなさいね~!飼育員さん。後でしっかりと言い聞かせときますからね。」


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写真を見ると、ついつい会話をこじつけたくなるおうなさんです。
今回もあくまでも独断と偏見で創作してしまいました(;^ω^)



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by taketoriouna | 2018-10-30 15:34 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

プライドが高いんですけど、なにか・・・

媛お嬢様は扱いが難しいと、飼育員さんたちは思っているみたい。
プライドが高い女の子なので、ちゃんとしてあげないとプイっとへっち向いちゃうらしいです。


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立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
確かに、媛ちゃんは綺麗な女の子。 
「わたしのことを軽く扱わないでよ!アフリカゾウの媛よ!」 自分でも自覚してるのかしらねえ。
プライド高いんですけど、それがなにか・・・?

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そりゃそうでしょ。
やっと元気に生まれてくれた赤ちゃんゾウ。
飼育員さんたちはこの小さな命をつないでいくために我が子同然の愛情をかけ育ててきたんだし、
お客さんからはいつも
「ひめちゃーん!かわいい💛」
「媛ちゃーん!こっち向いて~!キャー」
と言われ続け、みんなから大切に思われて育ってきたんですからね。
ちょっと、ぞんざいに扱われちゃったりしたら、わがままになるのは仕方ないよねえ('◇')ゞ

さあ!今日のご機嫌はどうかしら・・・
耳を引っ張らなくても、しずしずと椎名キーパーの後をついていきます。

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号令で脚上げもバッチリ

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外から見てる分には、媛ちゃんは素直でとってもいい子って感じなんですけどねえ。
この日は大好きな椎名キーパーとトレーニングだったからかもしれませんが・・


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媛ちゃん!大変良くできました💮


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お疲れ様でした(^^)
繰り返し繰り返しやることで、覚えてもらって慣れてもらうんよって、おっしゃってた椎名キーパー!
前に見たときは、耳を引っ張られて歩いていた媛ちゃんが、この日は号令だけで歩いていました。



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by taketoriouna | 2018-09-26 17:50 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

飼育員さんにインタビュー (情報誌マルキーズ2018夏号掲載)

アフリカゾウ家族の近況

4月から新しい体制でスタートしたゾウ班。椎名キーパーも三年ぶりに現場復帰され、新しくゾウ担当になった濱田キーパーの指導をされています。

今回は椎名キーパーと新米濱田キーパーにお話をうかがいました。

Q現場に入られるのは3年ぶりとお聞きしましたが、椎名キーパーが現場に戻られて、ゾウさんたちの様子はどうでしたか?

この三年、若い飼育員たちに現場の仕事はほとんど任せて、私はお手伝いという形でしか関わっていなかったのですが、
この春から、飼育課長という立場はそのままで現場にも入り、また、新しくゾウ担当になった濱田キーパーのサポートと指導に当たっています。

現場を離れていた3年の間もゾウたちとは顔を合わせてはいたので、私がゾウの中で現場作業をしていても、彼女たちにそう大きな変化はなかったですね。
リカさんや媛ちゃんとは一緒にいた年月が長いので、3年のブランクがあっても私を受け入れてくれていると感じました。
砥愛ちゃんはというと、指示に従わなかったり拒んだりする様子が最初少し見られましたが、最近は素直に指示に従ってくれています。

砥愛ちゃんは、媛ちゃんとは違ってリカさんが育てた子ですから、野性味溢れた活発さがあって当然なんですが、活発というよりお転婆過ぎる、
それに、我がままぶりが増してきたように思います。動物園のゾウとしての認識ができていないというか・・・()
媛ちゃんの年になると成長がゆっくりになるのですが、砥愛ちゃんの年の頃は成長が早いだけに、体と心を形成していく上で、とても大事な時期でもあります。
成長の段階で我がままになってしまうと、ずっと我がままになってしまうので、今のうちの矯正が少しだけ必要になってくるでしょうね。

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Q濱田キーパーが砥愛ちゃんのトレーニングをしている時、椎名キーパーが砥愛ちゃんを叱っているところを見ました。
椎名キーパーがあんなに叱るところを見たことがなかったものですから、ちょっとびっくりしました。

ゾウと向き合っている時は、いつも真剣です。こちらが真剣だから、あの子たちにも響くのです。砥愛ちゃんはテンションが上がると、
キーパーにちょっかいを出すようなところがあって、命の危険と隣り合わせにいるキーパーの安全を図るためにも、叱るときは厳しく叱らないと・・・。

Qはい、確かに叱られた後、砥愛ちゃんは真面目にトレーニングを受けていました。
ところで、最近よく、濱田キーパーと一緒にパドックに入っていらっしゃいますね。

濱田キーパーは柵越しにお世話をすることはあったので、ゾウたちも彼の顔は覚えてくれていると思うのですが、
柵を介さない状態での作業を一人ですることはまだ危険ですから。私がそこにいるだけで、彼もゾウたちも安心してくれているはずです。

また、ひとりに一部屋が割り当てられてから、この部屋は自分のもの、自分のエリア、テリトリーという意識が強く、部屋の中では強気になったり、
人間に入られることを嫌がったりするようなところが見受けられるんです。
特に媛ちゃんは濱田キーパーが入ろうとすると威嚇するような態度をとったりしています。

ゾウたちは、この人の命令はきく、きかないってところがあります。
自分に対する接し方など、その人を見ています。その人がもっているものというか、相性もあります。
ゾウとの関係性はそうすぐに築けるものではないですから、濱田キーパーには、これからしばらくは、私と一緒にゾウの作業を続けながら、
ゾウとの距離を少しずつ縮めていってくれたらいいのかなと思っています。
経験を積みながら、身体と頭で覚えていって欲しいですね。

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Q椎名キーパー、ありがとうございました。

それでは、ここからは濱田キーパーにお話をうかがいたいと思います。

ゾウさん担当になって三カ月近くになると思いますが、ゾウさんたちの中に入っての作業には慣れてきましたか?

今までも柵越しにはコミュニケーションをとってきていたのですが、やはり柵を介さない状態でゾウの中に入ることは、かなり緊張がありました。
ゾウの方も緊張していたと思います。

「見慣れない人が来たわ!」とばかりに鼻であちこち隅々まで調べてきたり、もみくちゃにされたり、プレッシャーをかけられたりしました。
砥愛はぐいぐい押して力比べしてくるし、媛も上から覆い被さってきますしね。最近やっと落ち着いてきたかなという感じです。

ゾウに囲まれると怖かったですが、怖いという感じを見せてはいけない、逃げてはいけないとそれだけは思っていたんです。
2ヵ月を過ぎた頃からやっと、僕がゾウの中にいるのが当たり前と、ゾウたちも少しだけ思ってくれてきたのかなって感じます。


Qホースで掃除をしている時、子どもたちがやたらと絡んでいますよね。

この人はちょっかいを出したら、どんな反応をする人なのかな?とか、きっと、試しているんだと思います。

見ていてわかると思いますが、僕がホースで掃除をしていると、砥愛はわざと絡んできているでしょ。

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「止めて!止めて!」って片方の手で鼻を押さえながら、水撒きしています。水撒きの邪魔をされるから、水が跳ね返って自分の服はいつもびしょびしょです。
濡れるのは嫌だけど、砥愛にとっては遊びなんでしょうから、そうしながら、ゾウが自分に慣れてくれるのなら、それもいいかなと思っているんです。
今は毎日、着替えを持ってきています()


Qベテラン飼育員の椎名さんを傍で見ていて、ゾウさんとの接し方など、なにか気づいたことや感じたことはありますか?

椎名さんを傍で見させてもらって感じることは、本当にゾウに対して凄い愛情があるんだなと、改めて感じました。

どの子も決して置いてきぼりにしていない。
全てのゾウを同時に見ている。
たとえば、砥愛のトレーニングをしている時も、媛やリカをちゃんと見ているし、エサを多めに与えて退屈させないよう気配りされているんです。
優しいだけじゃない、厳しく叱るときもあります。でも、叱って終わりじゃない、その後のフォローをしっかりやられています。

ゾウたちが椎名さんを信頼しているのもわかります。まるで、椎名さんを四頭目のゾウのように思っているのかなあ()
自分も早くそうなれればいいのですが、そのためには、一緒にいる時間をもっともっと持たないといけないことはわかっています。
そして、精一杯の愛情を持って接していくことも・・・。ただ、まだ今はいっぱいいっぱいで、とにかくゾウに嫌われないようにと思いながら行動しています。

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Qゾウの飼育員としてこれからどうしていきたいとか、なにか考えられていることはありますか?

 今は椎名さんが一緒にいてくれるから安心してゾウの中にも入ることができますが、まだ一人では何もできない状態ですから、
まずは早く一人で作業ができるようになりたいですね。   
そのためには、ゾウたちに信頼してもらわなければなりません。
特に媛は少し難しいところがあって、寝室に入る時、自分に対して、ここは私の場所なのよ、知らない人は来ないで!って、感じです。
椎名さんが大丈夫、大丈夫って媛の前足を撫でて落ち着かせてくれるんですが。目が怒っているのがわかるんです。

これから、飼育方法の見直しがされていくのでしょうけど、準間接飼育になるにしても、直接飼育を続けるにしても、
自分たち飼育員がゾウたちの精神的支えにならないと、あの子たちは幸せに暮らせないと思っているんです。
直接飼育ができている今のうちに、少しでもゾウの中に入って良い関係を築いていきたいですね。

そして、ゾウたちを少しでもストレスがない状態にしてあげたいですよね。
ゾウにとってストレスは排卵を止めてしまうこともあり、繁殖活動に影響します。
椎名さんがゾウの中に入って仲間として接してストレスフリーな状態でゾウを飼育してきたことは、とべが繁殖に成功してきた一つの要因だと思うんです。
自分たちはゾウの幸せのためにも、それを受け継いでいかなきゃいけないと思っています。そして、椎名さんの知識は凄いんです。
自分も知識を深め、これから経験を積んでいきたいですね。

(取材・文 山岡ヒロミ)



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by taketoriouna | 2018-09-14 09:15 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

砥愛ちゃんも濱田キーパーも頑張ってます(*^^)

これだけ暑いと、ついつい動物園に行くことが億劫になっていましたが。
行ってみると、砥愛ちゃんの馴致訓練の真っ最中。
椎名キーパーといい感じで一緒に歩いてるところでした。

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砥愛ちゃん! ちょっと見ない間に太った~? なんかお腹周りがまるまるっとしてるねえ。
耳を引っ張られなくても、椎名キーパーの歩みに合わせていい感じに歩けてます。

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「えー‼ もうおわりなんでちゅか?」
さすが子ども まるまるしてても、身のこなしは軽いです。
んっ! 可愛い表情が撮れました。


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「おじちゃん!大丈夫でちゅか? お腰がいたいんでちゅか?」

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「砥愛たんがモミモミしてあげるでちゅ」

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砥愛ちゃん!単なる選手交代だったみたいね。
「とあちゃん おいで」 
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「わかりまちたでちゅから、お兄ちゃん」

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4月から、ずっと濱田キーパーと訓練しているんですね。
何度も何度も繰り返すことで、砥愛ちゃんにも慣れてもらい、濱田キーパーにも感覚を覚えてもらっているんですねえ。
脚上げも、嫌がることなく以前よりスムーズにいってるようです。

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おおっ!この後ろ姿なんて、椎名キーパーと見紛うとこだった!

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濱田キーパー 砥愛ちゃんといっぱい触れ合ってあげて、もっともっと仲良くなってくださいね。

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「おじちゃん!今日はバケツ運びもやんなきゃなんないの?」
「そうだよ! あとちょっと頑張って!」


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「はーい(^O^)/ りょうかいちました(*^^)v」
砥愛ちゃん、へんてこな顔💦

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濱田キーパーと新しいことがひとつづつできるようになってた砥愛ちゃんでした。

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ゾウさんたちは人を見ているらしいのです。相性もあるらしいです。
この人の命令はきく、きかないってところがあって、ゾウさん達との関係性を築くのには時間がかかるんだって!
濱田キーパー! 頑張って!

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by taketoriouna | 2018-08-27 23:32 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

砥愛ちゃんのお耳

どしたん?砥愛ちゃん! なにがあったん? なんか辛いことでもあるん?

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深い悲しみや強いストレスを感じると耳が前に折れることがあるらしいのですが。
昔、砥夢くんも・・・
そして、砥愛ちゃんはこれで3度目かなあ。。。
アフお父さんが亡くなってすぐの頃と3カ月経った頃。

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人間の子どもだったら、
「どうしたの?なにか、悲しいことがあったの?」
問えば、なにかしらの返事は返ってくるだろうけど、砥愛ちゃんの場合は察してあげるしかない。
感情豊かなゾウ、デリケートなゾウ、だからこそ心配だにゃ~(-_-;)

椎名キーパーは動物の心を読んでやらないと、いつもおっしゃってます。

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「この暑さが原因でしょうね。足元の温度は50℃を越えてますから・・・」
そう言って、大好物のスイカを!

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やっぱり、スイカだよね(^^)

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砥愛ちゃん! 食欲は旺盛だから、大丈夫かな。

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子どもは良く食べ、良く遊び、良く眠る。 

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たぶん、大丈夫っしょ!
この日もここに居たと思ったら、あっちに。
あっちこっちと動き回っていましたから(;^ω^)


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お転婆ぶりは健在  足が滑ったら、どうすんのよ~。危ないよ!

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「砥愛たんは元気だから、みなしゃん、安心してね。」

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by taketoriouna | 2018-08-07 15:31 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

先頭を切るのはいつもおチビちゃん

梅雨明け後、マジですか~っ!ここは日本なんですか~?ってくらい熱帯地方のような暑さが続いておりますが
ゾウさん達はいかがお過ごしのことでしょう?


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あれっー?砥愛ちゃんがいない。。。

いたーっ!お鼻だけ水面に出して潜水の真っ最中。

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「おかあしゃんとお姉ちゃんもおいでよ。気持ちいいよ~」

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「あっ!お姉ちゃんが来た来た」

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「きもちいいでちゅね~」

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「砥愛!おかあちゃまも来たわよ。ちょっと、テンション下げたほうがいいわ。」

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リカママ さすが貫禄がありますねえ。のっしのっしと近づいてきて・・・
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いきなり、耳をがばーって開いて溜めをつくり・・・

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もの凄い勢いで水中に突進
お母ちゃん、そこまで勢いつけなくても・・・(;^ω^)

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子どもたちはお母ちゃんと一緒に水遊びできて、超楽しそう(^^) 
テンションますます上がり、潜りっこしています。

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結構長い間遊んでいました。

「さあ!もうおしまいですよ。」
お母ちゃんは子どもたちを引き連れて、プールから出てきます。


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一緒に水から上がってくるこの姿を見て、いつもお母ちゃんは凄いなって感心するのです。


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媛ちゃん、ここで立ち止まり
「あれっ!来てたの? いい写真、いっぱい撮れた?」

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「じゃあね~」

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by taketoriouna | 2018-07-20 18:34 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

訓練♬くんれん♪ 楽しいな!

「おじちゃん!なにちて遊ぶん?」
「砥愛ちゃん!邪魔せんとって。。。」

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「媛ちゃん、ほら、いい子だねえ。」
「おじちゃん!砥愛たんはつながなくていいん?」

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「キミはこっち。。。ついといで!」


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「いい子だ!あとで、ご飯あげるからね。」

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「いいかい?今日は若いお兄ちゃんと一緒に歩く訓練だよ。」
「ふぁーい!」
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「いいかい。この距離感が大事なんだ。」

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その頃、媛ちゃんは自分もかまって欲しくて、鎖でアピールし続けてます。
媛ちゃん!もう少しだけ我慢しててね。

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「ダメだよ!砥愛ちゃん、いくら若いお兄さんが好きでも、押せ押せは。。 」

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「なんしゅうするんでちゅか~?そろそろおなかがすいてきたんでしゅが・・・('◇')ゞ」

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「いい子だ。おやつをあげるからね。」

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この後、椎名キーパーのリードなく、お兄さんと一緒に歩けた砥愛ちゃんでした。

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じょうずに歩けたねえ♡ やっぱりこの子は呑み込みが早い!

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by taketoriouna | 2018-07-13 17:24 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

椎名キーパーにインタビュー (情報誌マルキーズ2018年4月号に掲載)

アフリカゾウ家族の近況

Qようやく、春の訪れを感じられるようになりましたが、それにしても、今年の冬は例年にも増して寒かったですね。
ゾウさんの寒さ対策として何か工夫をされていたんですか?

 何十年ぶりかの大寒波だったらしいですね。吹雪いている日が何日もあり、ゾウさんには厳しい冬だったと思います。
寒さに慣れてきているとはいえ、やはり、寒いのが得意な動物ではないので、管理の仕方を工夫してやらないといけません。
寒さをしのげるように、室内展示場をフリーにして遠赤外線にあたれるようにしたり、部屋には藁を敷き詰めたり、
お湯を飲ませたりして体が冷えないようにしてやっていました。
あと、毎年のことですが、耳があかぎれになってしまうので、何度もオリーブオイルを塗ってやりました。

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Q
リカお母さんがアフ君のお部屋を使い始めて四カ月が経ったと思うのですが、三頭は分離された状態で落ち着いてきたんでしょうか?


慣れてはきてくれています。覗き窓からしか子どもたちの様子を見ることができないですから、リカさんは横になることをせず
立ったまま寝ていることが多かったのですが、最近では、時々は横臥して寝てくれているようです。
慣れたとはいえ、やはり、窓越しでしか親子が会えない今の状況は、ゾウさん達にとって精神的に良くないのですが、
部屋の大きさや造りなどの点で親子同居は難しいですから、我慢してもらうしかないんです。
彼女たちの変化に注意を払いながら、今後は、媛ちゃんと砥愛ちゃんを同居させることも考えています。

今、私たち動物を飼育する側には、動物たちの福祉や倫理面から、彼女たちが快適に暮らせる環境で管理することが一番に求められてきています。
以前は、夜間に繋留をしていましたが、今は自由に動き回れるようにしています。
夜間も同居させて、ひとつのお部屋で姉妹が遊びながら長い夜を過ごしてもらう、そんな管理も必要なのかなと思っています。

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Q是非、そうしてあげてください。
昼間、運動場で砥愛ちゃんがお昼寝を始めると、リカお母さんと媛ちゃんがそーっと近づいてきて、砥愛ちゃんが目を覚ますまで、
日陰を作るように傍に寄り添う姿を何度も見ました。無防備で眠っている砥愛ちゃんのことが心配なんでしょう?
一緒にいる、小さいものを守る、これがゾウの家族の姿なんだと感動して見ているんです。

とべ動物園は、動物に優しい愛ある動物園であり続けていただきたいなあ。

ところで、昨年から、ゾウの訃報が続きましたよね。特に子ゾウ死亡のニュースはショックでした。
昨年八月には豊橋のマーラ(五歳)、十二月に市原のラージャ元気(一歳)、そして、一月には沖縄の琉美(二歳)
無事に生まれたからといって、育って当たり前じゃないんですね。
椎名キーパーがゾウさん達のお誕生日を迎えるたびに、しみじみと「無事に育ってくれてありがとう」と言われていた理由がわかりました。


年老いたゾウが亡くなることは仕方がないとしても、やはり子ゾウの死は、我々業界の人間としても、ショックは大きいですね。

今言われたように、アジアゾウに関しては、赤ちゃんが生まれてはいるのですが、無事に育っていないという現実があります。
アフリカゾウはここ十年余りの間に、とべ動物園の三頭以外生まれていません。
皆さんはテレビの映像とかで子ゾウの元気な姿を度々見る機会もあり、雄雌のペアがいたら子ゾウがいて当たり前のように思われがちですが、
野生においても、ましてや飼育下のゾウとなれば、子ゾウが生まれ元気に育ちきることは難しいことなんです。

それを踏まえて、今後どうしていくのか。
日本の動物園からゾウを消えさせてはいけない。可能性のあることはやらないよりはやったほうがいいということで、
色んな取り組みが進められています。

日本の動物園では、繁殖のためのゾウの移動を試みてきました。
最近では市原ぞうの国からアジアゾウのゆめ花が沖縄こどもの国にお嫁にいったことはご存知ですよね。

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動物園にいる子の中には雄であっても雄になりきれていない雄ゾウや、昔は発情していたんだけれど、
発情が止まってしまっている雌もいたりします。
交尾しても妊娠に至らないということです。
東北の仙台、秋田、盛岡の動物園にはそれぞれペアのアフリカゾウがいるのですが、なかなか子どもができない。
それで、環境を変えてみる、ペアを組みかえてみるということで、雌をそれぞれ移動させることが決まっています。
日本では、大きくなってしまった雄を他の園に移動させることは難しいですし、発情が止まってしまっていた雌でも
環境が変わることで、排卵が起こることもあるんです。

しかし、動かすことがうまくいくとも限らない。
三年ほど前、姫路の姫子を王子動物園に移動させたのですが、
パニックになって精神的に病んでしまい、一カ月程で姫路に帰したこともありました。

ゾウは大変デリケートな動物です。
あそこの動物園のひとりぼっちのゾウさんがかわいそうだから、どこそこの動物園に移動させたらとか、
ゾウを集めて一緒に飼えばいいんじゃないかとか、皆さんが思っているほど簡単なことではないんですよ。
何年も同じ場所から出たことがない動物園のゾウにとって、環境が変わることは大きなストレスになります。
他のゾウを一度も見たことがなく社会性が育ってないゾウにとっては、群れの中でどう暮らしていいのかわからなかったりする。
飼育員との社会性をもってしまった子は、飼育員が変わるだけで不安になったりするんです。
サファリで数頭で飼われていた子は成功しているけれど、動物園の子は厳しかったりします。
繁殖を成功させたいという我々の強い思いはありますが、色んなリスクを考えながら、
その子にとっての幸せも考えてやりながらのことになりますよね。

また、ヨーロッパやアメリカ、アジアでも、人工授精でゾウの赤ちゃんが誕生しています。
日本でも、人工授精も考慮してのゾウの訓練が必要になってくるでしょう。

そんな中、リカさんとアフ君の間には三頭の赤ちゃんが生まれ、うちの子たちは三頭とも無事に育ってきてくれています。
そのことに満足していてはいけない。
今後は、日本全体のために、何らかの形で寄与していかなければならないのかなと思っています。

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ただ、適齢期を迎えた媛ちゃんをお嫁に出せるかというと、彼女の生い立ちを考えると難しい。
今でも、ひとりになると常同行動が続いているし、環境を変えることはリスクが大き過ぎます。
リカさんと砥愛ちゃんの親子関係とはどう見ても違うことはおわかりでしょう?
ゾウ同士のコミュニケーションがうまくとれるのか、それも心配です。
じゃあ、お婿さんを迎えたらうまくいくのか、やってみないとわからないことですが、今の状態では、それも難しいでしょうね。

人見知りが激しく精神的にまだ弱い媛ちゃん、そしてまだまだ子どもの砥愛ちゃんに対して、私たち飼育員がよく見といてあげながら、
彼女達にとって何がベストなことなのか、将来を見据えながら、繁殖の可能性のあることは何でもやっていかなければならないとは思っています。
当然、人工授精ということも、視野に入れておかなければならないでしょうね。

今回も貴重なお話をありがとうございました。

(取材・文 山岡ヒロミ)



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by taketoriouna | 2018-06-18 23:14 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

青い空と白い雲と水浴びするゾウさん

おおっ~! なんと絵になる光景かしら。。。
青い空と白い雲 水浴びするゾウさん  夏なつなつなつ ココ夏  ここはすでに夏ですなあ。

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気持ちいいね~! 真夏のような日差しが照り付け、暑いよね~ゾウさんもって思っていたら・・・
プールにお水を入れられない日は、ホースのシャワーで、熱く焼けた肌を冷やしてもらいます。


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特に媛ちゃんは大好きみたい。 痛ギモなのか? ゾウさんにとっては優しいシャワー程度なのか?


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きっと、気持ちいいんだろうなあ。。。
一向にこの場から離れようとしません。


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いいお顔してます。


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水も滴るいいゾウさん。


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梅雨の晴れ間  十二分にお日様を楽しんでね!


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by taketoriouna | 2018-06-12 07:18 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)

ゾウさんの向かうところに青い影あり。。。

あらあら!みんな~ どうしちゃったんですか? なんか、嬉しそうだねえ!

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植込みの中に椎名キーパー発見。。。
抜いた草、刈った枝をもらおうとアピールアピール。

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リカさん、美味しいですか~? 子どもみたいな表情ですねえ。

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その後も、椎名キーパーと共に、場所を移動。

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お蔭で、いい表情の写真がいっぱい撮れました(*^^)v

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リカさんのアピールが凄かった。

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「こっちですぅ!」 ほとんどリカさんのお口に・・・

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「おかあちゃま 砥愛たんにもちょーだいよぉ!」


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「おチビちゃん!いくよ~」
草が宙を舞う。。。

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「お姉ちゃんも、おじちゃんにアピールしたら?('◇')ゞ」


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by taketoriouna | 2018-06-07 08:52 | アフリカゾウ家族 | Comments(0)