本の虫

本の虫！

本につく虫じゃありませんよ。

たぶん一過性のものですが、このわたくしめがなんと一日に２時間も3時間も本を読んでいるなんて・・・

このところ、ありえない日が続いておりまして(;^ω^)

決まった時間にご飯にしなくていいし、決まった時間に寝なくていいし、一人の夜は長いし、ホントに自由な日々の上に、

この愛媛も不要不急の外出はなるべく控えての空気。

本でも読むかって気になるっしょ（＾＾）

元々活字が苦手なもんだから、そんなに作家さんは知らないのだけど、三浦しをんさんとか小川糸さんのものは数冊続けて読み、

そして今回マイブームにおちたのが村山由佳さん。

猫のもみちゃんにはやられた。可愛すぎ。辛すぎ。泣く泣く。

で、先日、借りてた村山さんの本を図書館に返して、そのまま猫飼ってるお友達のお家に行って、チュールで呼び寄せ、なぜなぜさせてもらおうと企んでおりました。

返す本は二冊だし、映画ドラえもんの主題歌「虹」でも唄いながら(^^)　歩いて行くか～！

交通量激しい道を歩きながら歌ってても人に聞かれることはないし、マスクしてるからわかんないし。。。

「虹」好きだな～。特にサビの部分、たまんない。。。　♪一生そばにいるから一生そばにいて　一生離れないように一生懸命に・・・♪

結婚式で歌われそうな歌詞なんだけど、ここで、とべのゾウさんたち家族のことを思ってしまうのです。

「ず～っとそばにいてね！お母ちゃん」

歩いて10分そこそこで市立図書館。折角、図書館に来たから、いろいろと本見てみよっとしたのが失敗。

結局9冊も借りてしまい、重くて、そのまま歩いて猫ちゃんには会いに行く気になれず・・・(-_-;)

どんな本を借りたかというと。。。

大量生産・大量消費・大量廃棄してたらイカんでしょ！と言ってるおうなさん。そんなあんたが服をいっぱい買ったらイカんでしょ！ということで

大人の着回しバイブル、着こなしバイブル的な本を二冊　→　むっちゃ参考になりました。

憧れの里山暮らし、生き物とともに暮らしたいなあってことで、そんな本を二冊　→　いいなあ！

やっぱり、猫の本を二冊　→　ネコちゃん、飼いて～

ちょっとはお金になることしたいってことで、好きなことを仕事に！ローリスクな起業本を二冊　→　まだ読んでない

これらを抱えて、最後に村山由佳さんコーナーに。

目に留まった一冊　『約束　ー村山由佳の絵のない絵本ー』

この時期に、なんて本に出会ったんだろうって感じ。

子ども向けなのかな。。。と思ったけど、今だからこそ大人も読んでみて！

『約束』『さいごの恐竜ティラン』『いのちのうた』三作の絵本を文字だけで再構成した文庫本なのだけど。

『約束』の文中に、

「これは、我々に対する自然からの罰なのかもしれません・・・・・　　つまり、人間のおごりが招いた強烈なしっぺ返しと申しますか・・・」

まるで、今、見えないモノに怯えている私たちに言われてるみたい。

タイムマシンで30年前に行って、30年後がどんなに酷い世界になっているか・・　

「お前らが好き勝手したせいで俺らが尻ぬぐいさせられてんだぞ」と言ってやりたいという、恐らく環境汚染が原因とみられる病に侵されたオジサンの言葉。

本当に、私たち人間は好き勝手し過ぎてきた気がしますね。

かぐや媛始める前まで、環境問題とか地球に暮らす生きもののこととか、な～んも考えずに生きていた自分が恥ずかしいです。

ピース！人間に言ってやってよ。

「早くしないと手遅れになっちゃうよ！もう、色んなことが手遅れかもね！」って

そして、恐竜の話もクジラの話もなぜか！とべのゾウさんたちに重ねてしまって・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

アフリカでアフやリカのお母ちゃんも、子どもの命を守ろうと必死やったんやろな～。。。

生きものたちの母が子を思う気持ち、過酷な環境の中で懸命に生きる命、優しくそして切ない物語でした。

30年後はどんな世界になっているんでしょうね。

少しでも、今変えられることは変えていかなきゃ！

今日、動物園に行ったら、入口ゲートへ向かう坂道にあるアジアゾウの搬送用檻にお花がアレンジしてありました。

1988年この搬送用檻に入れられ、道後動物園の狭い檻の中からとべ動物園にやってきた太郎とハナ子

この、檻のトンネルの先に明るいミライが見えていたことでしょう。

今・・・雌だけになったアフリカゾウの家族、その先に見えるミライは？　

30年後もこんな陽気なゾウさんを見たいなあ。

絵本「ボクたちは家族Ⅴ」は出さないのか？って、問い合わせがありました(;^_^A

明るいエピソードが欲しい！

それとも、30年後の明るいミライを希望を込めて想像で描く？？？？？