2016年 09月 03日
絵本で環境学習会 どうしても読みたい絵本がありました。 「ぞうのせなか」 父親ゾウが自分の死期を知って、生きていくための知恵と勇気を幼い息子ポッポに授ける。 「ポッポには見えなくても、おとうさんは ずっと ポッポのそばにいるよ」 もう、このセリフにやられた~! 動物にはやはり不思議な力があるのだろうか? 動物は自分の死期がわかるのだろうか? 別れが訪れることがわかっているのだろうか? とべのゾウさん家族 アフお父さんと砥夢くん。別れが近づいたあの日のふたりも。。。 おうなさんは、ゾウさんたちはわかっていたんじゃないかと思うんですよね。 そう考えると腑に落ちる(^^) 砥夢くんが遠くに行っちゃうことを、お父さんもお母さんも、そして砥夢くんもわかっていた気がします。 別れが近づいたある日、アフお父さんは長い間、砥夢くんと触れ合っていました。 砥夢くんは鼻をすりつけ甘えていた。 お父さんに力比べで挑んでいく姿は何度も見たけど、こんな砥夢くんは見たことがなかったんです。 リカお母さんは、おっぱいを吸いにきた砥夢くんのしたいようにさせていました。 砥夢くんがおっぱいを欲しがると、すっと身体をかわしていたリカさんが・・・・ 明らかに、砥夢くんが旅立つ数日前の家族の様子は違っていたんです。 そして、アフお父さんがお空に旅立つ前のリカさんの様子は違っていた! リカさんのことで、ずっと心から離れないことがあるんです。 アフ君が亡くなる1カ月前くらいかな~ 椎名キーパーが 「なんか、リカさんがおかしいんだよね。ご飯もあまり食べないし。わからんけど、いや~ なにかが違うんよ。」 おうなさんには、な~んもいつもと変わらないって思っていたんですが 今思えば、少し痩せちゃってたのかな~。。。 上が4月12日の写真 下が8月11日の写真 リカさん痩せてたと思いませんか? 「アフ君が亡くなる4日前、リカさんがしきりにアフくんのところに寄っていって鼻を絡めていたから、なんか、いつもと違うね~。 今日はラブラブだね~って子どもと話してたんです。」って! いつもの、突進リカさんじゃなくて、お互いを愛おしむような・・・ だったんですね。 ふたりは永遠の別れが来ることを知っていたんじゃないか!って思うんです。 絵本のお父さんのように、アフ君は自分の死期を感じて、リカさんに 「もうすぐ しらないところにいくんだ。しぬんだよ。こどもたちのことをたのむ。」 みたいなこと言ってたとしたら・・・ アフリカの孤児院にいるときから、ずっと一緒だったリカさん。どんなにか辛かったことでしょう。 椎名キーパーはその変化に気づいていたんだ。 全てが腑に落ちる! だって、今はモリモリ食べてるんです。以前のリカさんに戻ってる。 ワッシと青草掴んで、ひとり占め状態(;^ω^) 4月12日は、ご飯の「待って」のときも、リカさんはご飯に興味がなさそうだった。 いつもなら、視線は必ずご飯にいってるのに、この時はどーでも。。って感じ 永遠の別れが来ることがわかって、 アフ君とリカさんはどんな会話をし、どんな時間を過ごしたんだろう。 ゾウさんのことがもっともっと知りたい。 あの子たちのことをもっともっと理解してあげたい。 リカさんのこと、媛ちゃんのこと、砥愛ちゃんのこと。 あの子たちの気持ちを少しでも感じとってあげたいと思うのです。 しかし、そんな能力は持ち合わせていないから、いつものように想像力だけですが・・・ ゾウさんのこと考えれば考えるほど、離れられなくなっちゃう。 おうなさんがゾウさん達に会いに行くと、 思い込みかもしんないけど、リカさんがこちらに近づいて挨拶に来てくれるんです。 思い込みが強すぎですかね~❓ リカさんはおうなさんのことをわかってる! まあ、そう思い込みたいだけですが。 思い過ごしも恋のうち♬ サザンの歌にあったな~ 思い過ごしも愛情のうちと思って! 許してください。 3月に取材で飼育体験をさせてもらいました。 見知らぬ奴がウンチの掃除してるって感じで、おチビちゃんは興味津々。 人懐っこい媛ちゃんは、おうなさんの長靴の紐を引っ張ったり、洋服の端を引っ張ったり、鼻フ~を迫ったり。 でも、リカさんはなんか違ったんです。 すーっと寄ってきて、おうなさんの足に鼻を絡め、熊手を持つ手に鼻先を! で、思わず自分の手を鼻先に持って行くと、リカさんの鼻先の三角の突起の部分とわたしの指先が優しく握り合い、人間同士なら握手なんだろうけど。 いや!単なるご挨拶って感じじゃなく、大きな愛みたいなものを感じちゃったんです。 「いつも、ありがとう。これからもお願いね。」 おうなさんの心に打ち込まれたメッセージ そんな風に言われたような気がして・・・ やられた~! もう、あなたたちから離れらんね~! 先日「ぞうのせなか」を子どもたちに読み聞かせしたばかりだったから リカさんが近づいてきたときに 「リカさん!目には見えないけど、アフくんのこと感じているんでしょ? きっと、そばで見守っていてくれてるんだよね。」 って、話しかけたんです。 おうなさんも、平日、お客さんがあまりいない時はいつも、アフ君やリカさんに、結構お話していたんです。 すると、どうでしょう! 気のせい? 思い過ごし? 「アフお父さんは ここにいますよ。」 リカさんは鼻を天に向け、そして、アフ君がいつも居たところへ 「アフ君がそこにいるんでしょ。 そばにいるんでしょ。」 そんなの、おうなさんの勝手な思い込みよって思うかもしんないけど。 そう信じたいんです。 「おとうさんは ずっと おまえたちのそばにいるよ」
by taketoriouna
| 2016-09-03 21:05
| おうなの日記
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