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いきものがたり

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2016年 02月 12日

もしも、できることなら・・・ 

旭山動物園前園長の小菅正夫さんの著書『もしも。。あの動物と暮らしたら!?』を読んでます。
いいな~!動物  

この本の中で紹介されている動物たちの中で、いま一緒にくらしているのはクサガメのゴンちゃんだけですが。
どんな風に紹介されているかというと

生涯の友達になれる、ご長寿動物!
大切に育てれば、生涯の友達になれるでしょうってさ(*^^)


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今年は年末まで暖かかったから、なかなか冬眠してくれなくて心配したんだけど、年明け急に寒くなった時に寝初めました。
11月初旬から食べなくなってたからな~。。。 冬眠中がちょっと不安。 春に元気な姿で顔を出してくれることを祈るだけです。

あまり信じてもらえないんだけど、17年前のある日突然、マンション11階の部屋にいたゴンちゃん。
同じ階の4軒中3軒はカメを飼ってなかったんですよね~。いったいどこから来たんだろ???
アホなおうなは、(心霊的なものじゃなくて・・)これは絶対、無から有の奇跡の物質化現象だ!な~んて、この子はきっと我が家に幸運をもたらしに
来てくれたんだと思い込んでいましたから(;´・ω・)

カメのことならこの飼育員さんに聞け!みたいな飼育員さんに聞いてみると、カラスとかが運んできたんじゃないかと・・

でも、幸運が来たのか来ないのか・・・?
生きものに全く興味がなかったおうなさんが、ゴンちゃんが家族になったことで、ここまで人間が変わったのですから。
動物のいのちについて、ここまで熱くなってしまったんですから。
そして、今はゾウさんのことでお百姓までするようになっちゃって・・・(;^ω^)
人生とは不思議。 出会いで大きく変わるんだから。


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この本の中でゾウはどのように紹介されているかというと・・
巨大な体と繊細な心を持つ、奇跡の動物
時速40㎞近い速さで走り、鼻先でわら1本をつかむ器用さを備え、大きな体からは想像もできないほど、繊細な感情をもっています。

2015年現在、お迎えは不可能 飼えません
いろんな条件がクリアされて、いつか飼える日が来たら・・・
強固で広い飼育施設と牧草地を用意しよう。 いろいろと詳しく書いてありました。


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施設全体を強固な鉄筋コンクリートで建設 出入りの扉は太い鉄の棒で防御
放飼場には、砂場、土壌、泥場、水場を必ず設置
オスとメスを完全に分離できるように放飼場は2箇所必要
放飼場から散歩して出かけられるように、離れた場所に広い牧草地を用意しましょう。だって!
寝室は①ゾウが放飼場へ出る扉、②世話係が寝室に入る扉、③万が一の事態に世話係が脱出するための扉 3つを用意
子どもが生まれても対応できるように、飼育頭数+2つは寝室が必要

あは(;´・ω・)  宝くじに3回当たっても無理だわ。。。。

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このゾウさんの項で一番心に響いた一節は
「このままでは人類はゾウを滅ぼしかねません。ゾウの存続の鍵を握るのは私たち人間だということを、ひとりでも多くの人が知らなければならないのです。」

ニュースでやってましたね。インドで巨大なぞうが暴れ、建物100棟が損壊。
野生のゾウが群れからはぐれ、森林から市街地に迷い込み混乱したと・・・
その原因には人間によるゾウの生息環境の破壊が大きく原因していると・・・
あの子、どーなるんだろうと不安いっぱいで見ていましたが、麻酔銃で眠らせて森林に戻したと聞いてひと安心。


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ゾウさんはこんなにも力持ち(^-^;

私たちは、あんな動物やこんな動物と一緒に暮らしたいと思っても、そう簡単に暮らせるはずもなく
動物園に行けば、そんな動物を見ることはできますが。
動物園にいる野生動物たちを、私たちは娯楽のひとつとして見て楽しむだけではいけないのです。
今地球上で暮らす多くの生きものたちが、人間の暮らしからどんな影響を受けているのかを私たちは知らなければいけない。
彼ら動物が発するメッセージに耳を傾け、心で感じなきゃいけない。
感じた後、どーするかが大事ですけど・・・  
そして、飼育しているひとたちは種の保存にもっと力を入れて取り組めたらいいと思うし、所有者は一番に動物の福祉を考えて欲しいかな~。


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おうなさんちは、ゴンちゃんの生活環境、福祉には労力と心を尽くしてますです。ハイ(*^^)v
この本で、意外と飼える野生動物がいるんだってことに驚きましたけど。
野生動物を人間がペットとして飼うなんてことは・・・ そもそもおかしいこと???
賛否両論ありますよね。

でも、
次はこんな子も一緒に暮らしたい。ひそかに企んでいるおうなさん  家主の許可がおりない(><)
飼うんじゃないんです、一緒に暮らすんです(^^)


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by taketoriouna | 2016-02-12 18:18 | おうなの日記


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