人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いきものがたり

ounanoomoi.exblog.jp
ブログトップ
2014年 11月 02日

毎日、芋姉ちゃんに徹しております。

6月に植えたサツマイモが収穫の時期を迎えました(^^)
今年参加してくれた27の幼稚園や保育所さんの芋掘り、動物園へのプレゼント、そして紙芝居
芋がらみの毎日を送っております(;^ω^)

先週末はかぐや媛の畑で芋掘りが・・・

「雑草に埋もれとるやないか!あれじゃあ、芋ができんぞ~」って、畑貸してくださった理事長さんが言ってたんだけど。
真夏の草刈りをさぼってしまい、涼しくなってからと思っておりましたら、芋の蔓が雑草の間に入り込み、草刈りが困難な状態に・・・
「まっ!大丈夫でしょ。芋は強いから」


毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10140527.jpg


とんでもなかったですぅ(><) 理事長さんのおっしゃるとおり、芋ができてない(-_-;)
やっぱり、雑草が一番強かった。。。
今年の収穫量は昨年の2/3もないんじゃないかしら。 ガッカリです。
それでも、20名近くの人たちと楽しく芋掘りさせてもらいました。


毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10163054.jpg
毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10162486.jpg
来年に向けて、いろいろお勉強になりました。


かと思えば、たった100本の苗をお配りしただけなのに、100キロ以上も収穫できた幼稚園さんも(^^)

動物園のゾウさんにプレゼントするサツマイモ。
地域の方が幼稚園や保育所さんに畑を提供してくれ、耕してもくださり、植え付けから収穫までお手伝いいただいた園も多いと聞きました。
本当に芋つながりで子どもたちの心の教育、命の教育に地域が協力してくださることは何よりの収穫です。


 
毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10263960.jpg
毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10262929.jpg

動物園には連日、サツマイモを持って園児たちが訪れています。
自分たちの作ったサツマイモがゾウさんのご飯になるなんて、子どもたちの嬉しそうな満足げな顔を見ると、ずっと続けていきたいな~と思うおうなであります。


毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10294121.jpg

今日持ってきてくれたサツマイモはゾウさんが5日で食べきっちゃうよって言ったら、みんなの驚く顔がおかしかった!

毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10315823.jpg

ある園児に 「ねーねー。ゾウさん、お芋はいつ食べてくれるの~?」って、聞かれたときには。。。
そうだよね。目の前で食べてるところ見れるともっと良かったんだけど・・・
「今、ゾウさんたち草を食べてたでしょ。今はお腹いっぱいだから、あとで飼育員さんがみんなが作ったお芋食べさせてくれるからね。」


毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10463728.jpg

「子どもたちに、ホントにいい経験をさせてもらって、ありがとうございます。」って、多くの園長さんから言ってもらうんです。
子どもはずっと覚えていて、卒園式のとき
「保育所で何が思い出に残ってますか?」って質問に、サツマイモのプレゼント大作戦のことを話す子どもが多いんだとか!

「先生!ゾウさんのお鼻に毛が生えとって、ビックリした。」
「ゾウさんにお芋をプレゼントできて良かった。」
「砥愛ちゃんが可愛かった。」
ゾウさんに食べてもらうサツマイモをみんなで作って、動物園に持っていったことを大人になるまで覚えていてね。
そして、また何年も先に自分の子どもを連れてゾウさん家族に会いに来てほしいものですね。
「あのゾウさんはね。お父さんが作ったサツマイモを食べて、あんなに大きくなったんだよ!」ってね(;^ω^)


毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10570799.jpg

参加してくださる幼稚園や保育所さんに、ゾウさん家族のお話や紙芝居をして回っています。
ゾウさんたちもみんなと同じように家族で暮らしているんだよ。媛お姉ちゃんは小さい砥愛ちゃんの面倒をよく見て、一緒に遊んであげてるの。人間と同じでしょ。
こうやって写真を見てお話を聞いて動物園に行くから、
「あっ!あれがアフおとうさん、あの子が媛ちゃんでしょ!」子どもの記憶力ってすごいです。



毎日、芋姉ちゃんに徹しております。_e0272869_10570068.jpg

「このお話には続きがあるんです。」って紙芝居の最後に言ったら、数日後の動物園で「お話の続きをしに来てください。」って女の子に言われました。
「先生!子どもに嘘はつけませんよね。今度また、続きの紙芝居させてもらいに伺います。」

お話や紙芝居のあと、質問や感想を聞くんですけど。
「なぜ、砥夢くんはひとりで遠くに行っちゃったんですか?」
「人間に牙を取られて、かわいそうだった。」
「砥夢くんがいなくなったけど、砥愛ちゃんが生まれて良かったです。」
などなど。


「アフリカで、お父さんやお母さん、家族がいなくてひとりぼっちだったアフくんとリカちゃんは、1歳くらいの時にとべ動物園に来て結婚して子どもが3頭も生まれて、今は家族で仲良く幸せに暮らしているの。このゾウさんの家族のことを、これからもいっぱい応援してくださいね~」
「は~い(*^^)v」
みんなでゾウさんの歌を大合唱して、おうなを送ってくれました。



by taketoriouna | 2014-11-02 11:20 | かぐや媛


<< 椎名キーパーにインタビュー (...      なんか、バタバタ忙しいんです。 >>