2014年 02月 03日
いよいよ、研究論文のための参考文献読破とまいろうか! なんて、「大人のための動物園ガイド」本を取り出し「まえがき」を読む。 『人は一生の間に何回くらい動物園に足を運ぶのだろうか?動物園業界でよく言われるのは、動物園見学3回説である。 人は幼い頃に親に連れられて動物園デビューを果たし、2回目は小学校の遠足、3回目は親となって自分の子どもを連れて動物園見学を卒業する。』 ここまで読んで、急にブログが書きたくなったおうなさん。 読破に何日要することでしょうねー。寄り道が多い性格。閃いたら、すぐそちらがやりたくなる浮気性でございます。 一生のうちにたったの3回なんだ! 今やっているアンケート結果が楽しみではありますが・・・ 一過性のものではなく、常に入場者数を維持するためには、根強いファン、リピーターを増やすことでしょうか。 どうやったら、リピーターになってもらえるかですよね。 おうなの場合、確かに親に連れられて動物園デビュー、小学校の遠足ではなく修学旅行で動物園(田舎だったもので・・・) 自分の子どもはいないから、記事のインタビューが動物園じゃなかったら、たぶん 一生のうちに2回しか動物園見学に行くことはなかっただろうな(^_^;) 動物園とは、子どもを対象にした施設だと思っていましたから・・・ ブログに書きたかったのは実は動物園のことじゃないんです。 3回説って読んで、急に思い出したんです。 動物園が子どものための施設と捉えられているのと同じように、絵本も子どものものって思われてるなーと思って! 「大人こそ絵本を読もう。人生に3度は絵本を読もう」そう提唱されているのは、ノンフィクション作家の柳田邦男さんであります。 子どもの時に、そして自分の子どもに読んで聞かせ、3度目は人生の後半にさしかかった頃だそうだ。 確かに、何十年も生きてくると、嬉しかったこと悲しかったこと辛かった時期、 いろんなことが絵本の物語に重なって、感動のしかたが違う気がする。 絵本のほんわかした絵に癒され心が優しさに包まれ、心が枯れそうになった大人こそ、いい絵本を読むべきかも・・・ なんか、動物園と似てるような気がしませんか! 動物園で動物、特に好きな動物を見ていると、ほんわかしてくるし癒されますものね。 動物と人間の物語に心があったかくなりますものね。 おうなは子どもの時に絵本に親しんだ記憶はあまりなく、絵本読むよりチャンバラごっごが好きな やんちゃでおてんば娘でしたから、おうちで絵本を読んだりお人形さんゴッコは程遠い遊びでした。 母親も入院してたりして、読んでもらった記憶もあまりなく、28歳のとき自分で初めて買った絵本が「手ぶくろを買いに」という絵本。 心があったかくなるような表紙のキツネの親子の絵が好きで買いました。 そのあと「100万回生きたねこ」「葉っぱのフレディ」まあ有名どころの絵本、買ったのはその3冊くらいかなー(ーー;) おうなは、涙もろいタイプだけど、絵本ってマジに泣けます。 そして、必ず優しい気持ちになれる。 子どものときからですが、じーっと読書ができないタイプで、活字が苦手なおうなが 今、アフリカゾウ家族の物語「ボクたちは家族」という絵本を作っている。 本当に人生なんてわからないものです。 ただ、椎名キーパーに初めてお会いしてアフリカゾウ家族の話を聞いたとき、この家族のことをみんなに知らせたい。知らせなきゃ。 この物語を絵本にしようと思って、2ヶ月後には椎名キーパーに、こんなんでどうでしょう!って原稿渡してたんですよね(^_^;) でも、絵を書いてくれる人がいない(><) 1年後にやっと絵本になったわけです。 作った時は、この1冊で終わると思っていたんだけど、 砥夢くんが旅立った日、やっぱり、おうなが見てきたこと、続きを絵本にしなきゃと思い続編を作ろうと・・・ プロの絵本作家さんでもないし、文章は拙く何もかも素人ですが。 ただ、もの言わぬゾウさんたちの気持ちを想像して、あの子たちの置かれた状況をなるべくありのままに伝えたかった。 そして、私自身の思いを家族の物語に重ねて伝えたかった。 最終校正に入りました。 佐川印刷の担当者さんが根気良く付き合ってくださって、本当にいい絵本ができそうです。 小さいお子さんには、優しい絵を見せるだけでもいいと思います。 そして、絵本の中に出てくるゾウさんたちに会いに、とべ動物園に行ってください。 お母さんが読んであげてください。子どもが大好きなゾウさんのお話しです 小さい時の読み聞かせはとても大切です。できたら、お膝に抱っこしてあげて読んで欲しいなー! 子どもは手を繋いだり抱っこをしてもらうことで、安心するみたいです。 物語の中で、母は子を思い、また優しく包み込み、父は子にいろいろなことを教えます。 きっと自分と重ね合わせて、いろんなことを想像できると思います。 新しい命の誕生が、家族にとってどれほど希望をくれるか、我が子に感謝する気持ちが湧いてくるかもしれません。 子どもさんに色んな絵本をいっぱい与えてあげてください。 絵本や物語をたくさん読んでいると、言葉や感性・感情が発達するとともに、 物語の文脈理解力も発達するって柳田さんが言っておられます。 「ボクたちは家族」をあらゆる年代の方に読んで頂きたい。 そして、とべ動物園に暮らすアフリカゾウ家族に思いを寄せて頂きたい。 人間と同じようにアフリカゾウにも感情があり家族があることを、試練を乗り越え強く生き抜く姿を知って欲しいのです。
by taketoriouna
| 2014-02-03 22:35
| おうなの日記
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