お芋が次々に届いています。

先週１週間で、６つの幼稚園・保育所さんが、動物園にサツマイモを届けてくださいました。
本当にありがとうございます。


園長さんたちが、こんなことを言われてました。

　「子どもたちは、この日を楽しみにしていたんです。」
　「本当にいい体験をさせてもらって。来年もやられるようなら、是非参加させてください。」
　「一昨日収穫してたくさんあったから、昨日子どもに、焼き芋にして食べようか？って言ったら、『先生、ゾウさんの分が減るけんダメ』って言うんですよ。
子どもたちにも、なにかしら伝わったようです。」
　「子どもたちには、本当にいい経験になりました。これからも、ずっと続けて行かれるのでしょ？」
　「これだけは、みんなで食べようって言ったら、『ゾウさんのサツマイモやけん、ダメだ』って子どもが言うんですよ。」


このサツマイモのプレゼント大作戦は、本当に幼稚園さんや保育園さんに喜んでいただけたようで・・・
やって良かったなーって思っています。

１０箇所くらいの保育所さんは、「ボクたちは家族」の絵本をそれぞれ購入して、子どもたちに何度も読んでくださったり、
おうなも何箇所かは紙芝居をしに行かせてもらいました。

命の尊さ・家族愛・人間と動物の絆など何かひとつでも、子どもたちの心に響き、そして、土に触れながら、ゾウさんたちのためにと一生懸命お世話したサツマイモを動物園にプレゼントする。
そして、自分たちのしたことで、動物園の人が喜んでくれ、動物さんが喜んでくれる、それが自分の喜びになり、みんなが笑顔になる。

ある保育所の子どもたちは、ゾウ舎前に到着するやいなや、柵の前に横並びになって「媛ちゃ～ん」と大声で呼んでいました。
媛ちゃんのことが大好きになってくれたのなら、超嬉しい。
みんな、媛ちゃんのこと、優しい気持ちでずっと見守ってあげてね。

この企画が、子どもたちに優しい思いやり気持ちを育んでもらうことに、少しでも役に立てたとしたら、サツマイモのプレゼント大作戦は成功といえるかしら・・・


まっ！　いろいろな課題も見つかりましたけど。。。