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命を伝える動物園

動物園は
生き生きとした動物たちの命の輝きを伝えるだけでなく
命の誕生を、そして、終焉を見せてくれる。
命には限りがあることを、そして、いつそれが訪れるかなんて誰にもわからないことを、子どもたちに教えてくれる。

だからこそ、今、目の前の命に精一杯優しい気持ちで接して欲しいし、今、自分が生きてるってことを大事に感謝して一日一日を生きて欲しい。


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お金さえあれば、何でも買える。 ペットになるような野生動物だってお金を出せば買える時代。
死んじゃったら、また買えばいい。 「また買って!」という子どもさん。
「死んだときの子どもの悲しみようを想像したら可哀想で、生きものは飼えないんです。」という親御さん。

生きものを飼うということ。
その生きものが快適に幸せに暮せるように精一杯お世話して、愛情をかけて、
そして、死んでしまったときには、ワンワン泣いて悲しむことは、幼少期の子どもにとって、とても大事な経験になると思うんです。
お金を出せばまた新しい子を買えたとしても、同じ命は二度と自分のもとには帰ってきてくれないんだよ。。。


GWで賑った動物園。ゾウ舎前のアフくんのパネル見て
「アフお父さん、死んじゃったんだって!」「なんで?」「お父さん、いなくなっちゃったの?」 
親子のそんな会話が聞こえてきました。



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月に2回の竹取物語で竹を台車に積んでゾウ舎に運ぶと、真っ先にその姿を見つけて、鼻を伸ばし挨拶をしてくれていたアフくん。


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「待ってたよ~」


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参加者の方がいつも持ってきてくれたスイカを美味しそうに頬張ったアフくん。


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おうなさんなんて、まだ未だに思い出してはウルウルきています。


あなたがもうそこに居ないことを、小さな子どもはどう感じたのでしょう。
アフくんの骨が埋まっている場所の前でじっと黙って立っていた子どもたち。
命はいつかはなくなるものだと。どんなに大きくて立派なゾウさんでも死は必ず訪れるものだと。
じっと見つめるこの子たちの姿を写真で初めて見て、いつも元気いっぱいはしゃいでいたこの子たちの神妙な後ろ姿に思わずまたウルウル。
寂しいよね。悲しいよね。


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みんなが採ってきてくれた竹をこんなにいっぱい頬張って美味しそうに食べてくれてたんだもんね。


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「アフくんの四十九日がちょうど砥愛ちゃんの誕生日になります。きっと、砥愛ちゃんの三歳のお誕生日を一緒にお祝いして、
成長を見届けて天国に旅立つことでしょう。」
椎名キーパー! いやだあ~  そんなこと言ったら、また泣けてくる(><)

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リカお母さんたちも、やっと元気をとりもどしてきたみたいです。


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アフくんが亡くなってからの二週間は、リカさんは食欲もなく、媛ちゃんも砥愛ちゃんも元気がなく、
ゾウたちがこんなにも家族の絆が強い動物だということを目の当たりにして、切なさがつのるばかりでした。


天を仰いで鼻を高く持ち上げるリカさん。
夜、横臥して眠ることができなくなって、昼間、暑い日差しの下で眠りこけてしまう砥愛ちゃん。
そのそばにそっと寄って行って日陰を作ってやる媛ちゃん。


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あなたたちは、なんて素晴らしい家族なんでしょ!


この笑顔を守ってあげたい。
動物園にいる動物たちは人間の力を借りてしか幸せに生きることはできないのです。
みなさん! 力を貸して!愛を注いで!


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砥愛ちゃんの片耳は、アフお父さんが亡くなった次の日から前に倒れて、まだ元に戻っていません。
精神的ショックやストレスで耳が折れることがあるそうです。

こんなに小さい、まだ2歳の子なのに・・・

砥愛ちゃんの耳が一日でも早く元のようになることを願っています。










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by taketoriouna | 2016-05-10 13:46 | おうなの日記 | Comments(0)